コーディングは難しい
コーディングはむずかしい。
技術的なものが難しいというのは、まあ当たり前で。
ただ、技術が難しいのであれば仕様書を見たり、オライリーなんかの参考書を頑張って読めばなんとかなる。
それよりももっとむずかしいのは、
コーディングをする人間の「思惑や設計思想」のような脳みその中身部分だと思っている。
例えば、CSSのmargin。 各要素間の縦の余白をmargin-bottomで取る人もいれば、margin-topで取る人もいる。
会社で一度コーダーどうしでmarginをテーマに討論したことがあったが決着がつかなかった。
まるで、ゲハやiPhone vs Androidのごとくコーディングにも宗教戦争はありそうだなと感じた瞬間だった。
ソースコードレビューも同様に、その人間の「思惑・思想・好み」が出やすいように思う。
僕は今、期間限定でHTMLコーディングの職業訓練事業の講師をやっているけど、
初めのほうは、「ここspan多くない?」とか「自分は〜〜があったほうが良いと思うなァ〜」とか好みの押し付けをしてしまってすごい反省している。
何かの記事で、「レビューは個人の好みではなく、仕様・機能面でレビューをすべき」のような内容の記事を見て、 そこからは
「ここに場所を限定するクラス名使っちゃうと汎用的に使えないし、モジュールとして使えない」とか
「ここp要素にしちゃうと拡張性がないからdivで箱つくって、その中にp要素いれるべし」とか
出来るだけ”機能としてどうなのか”とか”ちゃんと考えて作っているか”という点に注意しながらレビューをするようになった。
また、レビューをする際は前後に必ず「こここうしちゃうと拡張性がないから〜」など理由を挟むようにもなった。
僕は「や さ し い せ か い」になるような、
丁寧なソースコードレビューをがんばるぞい٩( 'ω' )و